研究課題/領域番号 |
18H02561
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47020:薬系分析および物理化学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
松崎 勝巳 京都大学, 薬学研究科, 教授 (00201773)
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研究分担者 |
矢野 義明 京都大学, 薬学研究科, 講師 (60402799)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2020年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2018年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
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キーワード | 膜タンパク質 / 蛍光イメージング |
研究成果の概要 |
膜タンパク質のヘテロ会合を検出するため、当研究室で開発したE3-K4コイルドコイル標識法とorthogonalな新規タグープローブペアの開発を行った。認識部位にアスパラギン残基をそれぞれ1つあるいは2つ導入したEN3.5タグ-KN3.5プローブペア、EN24タグーKN24プローブペアをデザインした。β2ARを用いてこれらペアの解離定数を測定したところ、それぞれ48.7、20.4 nMであり、また、E3-K4標識法とorthogonalであったことから、ヘテロ会合を検出できる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
細胞膜において異なる膜タンパク質同士が会合(ヘテロ会合)することが、膜タンパク質の機能発現に重要であり、異常なヘテロ会合は疾患の原因になることがある。しかし、生きた細胞上でこのヘテロ会合を精度良く検出する方法はこれまでになかった。本研究では、蛍光イメージングに用いることのできる膜タンパク質の新規標識法を開発し、我々がすでに開発した方法と併用することで、生きた細胞上で、膜タンパク質の機能を損なうことなく、精度良くヘテロ会合を検出する道を拓いた。
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