研究課題/領域番号 |
18H02568
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47030:薬系衛生および生物化学関連
|
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
伊藤 素行 千葉大学, 大学院薬学研究院, 教授 (20377906)
|
研究分担者 |
殿城 亜矢子 千葉大学, 大学院薬学研究院, 講師 (90645425)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2020年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2019年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2018年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
|
キーワード | 神経 / 代謝 / 認知機能 / ゼブラフィッシュ / Notch / Mib1 / ショウジョウバエ |
研究成果の概要 |
認知症や糖尿病は、生活習慣などの環境要因と内的遺伝的要因が長期の時間軸に沿って影響することで発症すると考えられる。本研究では、環境要因と時間軸がNotch経路などを含むエネルギー代謝調節機構の異常を経て糖尿病や認知症にいたるメカニズムをゼブラフィッシュやショウジョウバエをモデルとして解明することを目指した。その結果、Notchシグナルを介した解糖系遺伝子の制御は発生過程においてコンテクスト依存的であること、加齢に伴う代謝率の低下は、エネルギーバランスの乱れによるものではなく、ほとんどが老化プログラムによるものであることなどがわかった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
認知症や糖尿病は、生活習慣などの環境要因と内的遺伝的要因が長期の時間軸に沿って影響することで発症すると考えられる。よって、その病態を改善するには、これらの病態を引き起こす経時的な分子メカニズムを理解することが重要である。本研究ではゼブラフィッシュやショウジョウバエをモデルとして老化に伴う病態変化のメカニズムの一端を明らかにした。本成果がヒトに応用されることで老化の予防や治療方法の開発につながる可能性がある。
|