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播種性血管内凝固症候群の病態基盤としての内皮機能異常とLOX-1の意義の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18H02578
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分47040:薬理学関連
研究機関信州大学

研究代表者

沢村 達也  信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (30243033)

研究分担者 垣野 明美  信州大学, 学術研究院医学系, 助教 (00534637)
藤田 佳子  信州大学, 医学部, 特任講師 (30416218)
堀内 清香  信州大学, 医学部, 特任助教 (20789820)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2021年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2019年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2018年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
キーワードDIC / LOX-1 / 凝固因子
研究成果の概要

播種性血管内凝固症候群(DIC)の病態生理の解明には、DICで特異的に働く凝固促進メカニズムを知ることが必要である。本研究では、LOX-1による凝固促進メカニズムを解明し、DIC治療薬としても利用されているトロンボモジュリンとLOX-1が相反する制御を受けており、凝固-抗凝固バランスをこれらが相互に調節していることを見出した。
さらに、組織特異的LOX-1KOマウスやLOX-1KOラットなどを利用して、動物モデルでLOX-1がDICの病態に関与していることを証明した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

播種性血管内凝固症候群(DIC)は、未だ充分な治療法がなく致死率も高い病態である。それには、DICの病態が充分に解明されていないことが原因としてある。また、DICでは全身性に凝固系が亢進するが、一方で出血傾向も生じるため、単純に抗凝固薬によりコントロールするという戦略が取りにくい。そのため、DICに特有の凝固促進メカニズムを理解し、それを標的とすることが治療法開発には重要である。本研究では、まさにそのような病態生理上の位置で機能するメカニズムを見出し、実際にいくつかの動物モデルでその意義を検証することができた。これにより、未だ充分な治療法がなく致死率も高いDICの治療法への展開が期待される。

報告書

(1件)
  • 2021 研究成果報告書 ( PDF )

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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