研究課題/領域番号 |
18H02582
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47050:環境および天然医薬資源学関連
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研究機関 | 慶應義塾大学 (2020) 千葉大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
荒井 緑 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (40373261)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2020年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2019年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2018年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
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キーワード | 天然物 / 阻害剤 / Notch / 進化 / Hes1 / 幹細胞 / タンパク質 / ケミカルバイオロジー / ビーズ / 白血病 / HIF / がん / 分子シグナル / がん幹細胞 / 標的タンパク質 / 神経幹細胞 |
研究成果の概要 |
生体内には生命の維持に重要であるが,ひとたび変異等で異常亢進すると疾病の原因となる,生死の天秤とも呼べる重要なシグナル伝達が存在する.我々はこれらシグナルのモジュレーターを,独自のタンパク質および細胞アッセイを用いて活性天然物を亜熱帯植物および放線菌エキスライブラリーから探索した.また単離した化合物の全合成および誘導体合成と活性評価も行った.さらには微生物の休眠遺伝子活性化法として,微生物―動物細胞共培養法を開発した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,これまでに多くの医薬候補が得られていないNotchシグナル等の阻害剤を天然物資源より,独自のアッセイ方法を用いて見いだしており,再生医薬や新規抗がん剤の種を提示しただけでなく,効率的な活性天然物の単離アッセイ方法を示しており,大きな学術的意義や社会的意義を有している.さらに休眠遺伝子活性化法として開発した病原微生物と動物細胞の共培養においては,病原微生物の「浸潤進化」というこれまでにない概念を打ち出した.
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