研究課題/領域番号 |
18H02583
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47050:環境および天然医薬資源学関連
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
後藤 享子 金沢大学, 薬学系, 准教授 (50180245)
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研究分担者 |
三宅 克典 東京薬科大学, 薬学部, 講師 (20597687)
斎藤 洋平 金沢大学, 先進予防医学研究センター, 助教 (90723825)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2021年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | 熱帯雨林産植物 / 生物活性天然物 / 熱帯資源 / 創薬リード / 生理活性天然物 / 熱帯林産植物 / 抗腫瘍活性 |
研究成果の概要 |
植物化学的な精査が行われていない熱帯雨林産植物8種より、ユニークな化学構造を含む50種以上の新規天然物を単離精製し、それらの化学構造を決定した。さらに、有望な抗腫瘍活性が認められた天然物5種については、全合成ルートの開発、誘導体合成による構造活性相関研究、作用機序の解明の一連の研究を行い、それぞれについて創薬シードとしての可能性を提示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
熱帯雨林は生物多様性に富むことが知られ、生息する植物からこれまでに多くの医薬品が誕生してきた。アメリカ国立がん研究所NCIが所有する、抗腫瘍活性を有し且つ未解析の熱帯雨林産植物エキスから単離した新規天然物、ならびに合成を通して得られた生物活性天然物誘導体は、構造多様性に富む化合物ライブラリーの拡充につながり、がんや新型感染症等に対する将来の創薬研究への寄与が期待できる。
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