研究課題/領域番号 |
18H02737
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52010:内科学一般関連
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター) |
研究代表者 |
浅原 哲子 (佐藤哲子) 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 内分泌代謝高血圧研究部, 研究部長 (80373512)
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研究分担者 |
猪原 匡史 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 部長 (00372590)
二宮 利治 九州大学, 医学研究院, 教授 (30571765)
小谷 和彦 自治医科大学, 医学部, 教授 (60335510)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2020年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2019年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2018年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
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キーワード | TREM2 / 認知症 / 糖尿病 / 肥満 / 早期予知バイオマーカー / 治療戦略 / 単球・ミクログリア / 単球機能 |
研究成果の概要 |
本研究では、国立病院機構多施設共同糖尿病・肥満症コホートの糖尿病患者や久山町研究の一般住民において、血中可溶型TREM2(sTREM2)が認知機能(MMSE)低下と相関し、認知症の新規予知指標となることを示した。また、認知症マウスにおいて、抗酸化作用を有するフラボノイド・タキシフォリンによる海馬TREM2発現抑制と認知機能改善効果を認め、TREM2が薬効評価の指標となることを世界に先駆け見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、単球・ミクログリアに特異的に発現し、脳内炎症に関与するTREM2の可溶型sTREM2が日本人一般住民や糖尿病における認知症の予知指標になること、TREM2発現ミクログリアが認知症モデルの病勢を反映して、薬効評価の指標となることを見出した。本研究成果は認知症の効果的な予防戦略の開発に繋がり、超高齢社会が進む本邦において健康寿命延伸や医療費抑制に繋がり、医療と福祉への貢献が期待できる。
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