研究課題/領域番号 |
18H02744
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52020:神経内科学関連
|
研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
斉木 臣二 順天堂大学, 医学部, 先任准教授 (00339996)
|
研究分担者 |
笹澤 有紀子 順天堂大学, 大学院医学研究科, 特任助教 (20594922)
天羽 拓 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群), 応用科学群, 准教授 (40453922)
井本 正哉 順天堂大学, 大学院医学研究科, 特任教授 (60213253)
赤松 和土 順天堂大学, 大学院医学研究科, 教授 (60338184)
石川 景一 順天堂大学, 大学院医学研究科, 准教授 (90733973)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2021年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
|
キーワード | パーキンソン病 / メタボローム解析 / 代謝産物 / 脂肪酸β酸化 / カフェイン代謝 / ポリアミン代謝 / ポリアミン / オートファジー / miRNA / 遠隔効果 / 骨格筋 / 甲状腺 / 肝臓 / 臓器円環 / 神経内科学 / 脂肪酸代謝 / 臓器連関 |
研究成果の概要 |
新たにde novo PD患者群血漿においてLC/CE-TOF-MSによる代謝産物変化を検証したところ、健常者に比し、脂肪酸β酸化機能低下を捉えることができた。2017年までの成果と合せ、levodopaの骨格筋への分布が脂肪酸β酸化機能に影響すると結論した。さらにこの脂肪酸β酸化機能低下が、抗パーキンソン病薬であるゾニサミド内服により改善することを報告した(Cells 8:14, 2019)。またPD患者脳MRIにて検出される白質変化と相関するジアセチルスペルミジンを同定した(Ann Neurol 86:251, 2019)。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、パーキンソン病患者血液を用いた確定診断(カフェイン代謝変化、早期症例における脂肪酸β酸化機能低下)、病状把握(ポリアミン代謝変化)、薬剤の影響(levodopa代謝産物)を判断することが出来るため、侵襲の低いバイオマーカー研究に道を拓いた点に意義があると考える。
|