研究課題/領域番号 |
18H02822
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53040:腎臓内科学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
阿部 高明 東北大学, 医工学研究科, 教授 (80292209)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2020年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
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キーワード | ミトコンドリア関連腎症 / MA-5 / GDF15 / PET / ミトコンドリア腎症 / 診断と治療 / GDF-15 / ミトコンドリア病 / インドール化合物 / ATP / ミトコンドリアダイナミクス / ミトコンドリア / ミトコンドリア関連腎疾患 / Mitochonic acid 5(MA-5) / ミトフィリン / ミトコンドリアROS / 新規マーカー |
研究成果の概要 |
ミトコンドリア機能異常に伴う腎疾患(ミトコンドリア関連腎症)は多くの病態を惹起するが、その診断方法は酵素活性測定やミトコンドリア遺伝子の解析に限られ臨床レベルにない。また遺伝子診断がついたとしても特異的な治療薬は無く既存治療を行なうしかなかった。 申請者は近年世界初・日本発の新規ミトコンドリア病治療薬MA-5を開発した。MA-5はAKIモデル、シスプラチンモデル等の動物モデルだけ無くミトコンドリア関連腎症であるAKIや虚血性腎症に用いる事が出来ると考えられる。さらに既存ミトコンドリア病診断マーカーはとは異なる新しいマーカーを見いだしミトコンドリア関連腎症修学的診断と治療システムの構築を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によりミトコンドリア機能異常の診断が容易となり、患を早期に予見してその抑制・予防に利用される社会が実現される。またミトコンドリアと疾患の関連が明らかになり、AKI、シスプラチン腎症だけ無くミトコンドリア関連腎症であるAKIや虚血性腎症に用いる治療法の開発に役に立つと考えられた。
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