研究課題/領域番号 |
18H02824
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53040:腎臓内科学関連
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
南学 正臣 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (90311620)
|
研究分担者 |
三村 維真理 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (00727084)
平川 陽亮 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (10780736)
稲城 玲子 東京大学, 医学部附属病院, 特任教授 (50232509)
田中 哲洋 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (90508079)
西 裕志 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (90784174)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2020年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2018年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
|
キーワード | 低酸素 / HIF / 慢性腎臓病 / ミトコンドリア / CKD |
研究成果の概要 |
本研究では、慢性腎臓病進行の final common pathway である尿細管間質の低酸素状態における代謝リプログラミングの解析を行った。培養尿細管細胞を低酸素で刺激して代謝リプログラミングを評価し、エネルギー代謝に関連する分子の発現変動とTCAサイクルを中心としたエネルギー代謝産物の測定を行い、関連する分子の変動が代謝リプログラミングに果たす役割を示した。更に、HIF を薬理学的に活性化して、代謝リプログラミングにおける HIF の役割を明らかにした。また、腎臓病モデル動物を作成し、HIFの活性化に伴う代謝リプログラミングの病態生理学的意義を明らかにした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「低酸素によるCKD 進行機転」は腎臓病のすべての病期における進行機転を説明する独創的かつ合理的な機序であり、そこにおける代謝リプログラミングの詳細を解明することは、これをターゲットとした新しい治療法の確立に繋がる。更に、得られた知見及び方法論は、腎臓病学において重要であるのみならず、脳血管障害、虚血性心疾患などの他の重要分野においても幅広い展開と応用が可能で、社会的貢献度も高く、大いに発展性が期待できる。
|