研究課題/領域番号 |
18H02825
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53040:腎臓内科学関連
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
斎藤 亮彦 新潟大学, 医歯学総合研究科, 特任教授 (80293207)
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研究分担者 |
細島 康宏 新潟大学, 医歯学総合研究科, 特任准教授 (50464003)
桑原 頌治 新潟大学, 医歯学総合研究科, 特任助教 (70645209)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2020年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2019年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2018年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | メガリン / 慢性腎臓病 / 急性腎障害 / バイオマーカー / 創薬 |
研究成果の概要 |
近位尿細管エンドサイトーシス受容体メガリンは、糸球体を濾過する様々なタンパク質・ペプチド・薬物等の再吸収・代謝に関わる。本研究では、(1) 尿中メガリンの排泄機序と診断的意義の解明、(2) 慢性腎臓病の発症・進展予防を目的としたメガリン抑制療法の確立へ向けての諸課題の検討: (2)-① 腎内レニン-アンジオテンシン系(RAS)に対する影響、(2)-② 近位尿細管の部位別のメガリン抑制効果、(3) 急性腎障害予防を目的としたメガリン拮抗療法の確立へ向けての諸課題の検討: (3)-① 造影剤腎症における意義の解明、(3)-② 新規メガリン拮抗薬のスクリーニング系の開発、に取り組んだ。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
腎臓の近位尿細管細胞膜に存在するメガリンは、糸球体を濾過する様々なタンパク質・ペプチド・薬物等の取り込み・代謝に関わる。メガリンは慢性腎臓病や急性腎障害を引き起こす腎障害性物質を腎臓に取り込む「入り口」としても働くことから、私たちは、病態に応じてメガリンの働きを適切に調節して、そのような物質の腎取り込みを抑制し、腎臓病を軽減する治療法の確立を進めた。さらに、尿中に逸脱するメガリンを腎臓病の検査に応用するための研究も行った。
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