研究課題/領域番号 |
18H02831
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53050:皮膚科学関連
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
川村 龍吉 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (70262657)
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研究分担者 |
小川 陽一 山梨大学, 大学院総合研究部, 講師 (20377542)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2020年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
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キーワード | ワクチン / 概日リズム / ヘルペスウイルス / 抗ウイルス免疫 / HSV / ウイルス感染 / 獲得免疫 / Herpes virus / 概日時計 / 生体防御 / 自然免疫 |
研究成果の概要 |
本研究はウイルスワクチン接種による抗ウイルス免疫に概日リズムが存在するのか、すなわち「ワクチンは何時に接種すると効果的か?」を解明することを目的とした。マウスにherpes simplex virus (HSV)抗原を経皮的に接種した。このワクチンをマウスにおける活動期と休止期に接種したところ、活動期にワクチンを接種した群でより優れたワクチン効果が確認された。以上のことから「抗ウイルスワクチンは活動期に接種することが望ましい」ということが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)パンデミックに直面している我々に対して現在ワクチンの接種が進められている。COVID-19に対するワクチンは現在のところmRNAワクチンが使用されているため今回の研究とは直接的に関連しないが、抗ウイルスワクチンは1日のうち何時に接種するのが最も強い抗ウイルス免疫を誘導するのかは分かっていない。今回、我々はマウスにヘルペスウイルス抗原を用いたワクチンを行い、ヒトの日中 (活動期)にワクチンを接種した方が夜間 (休止期)に接種するより優れたワクチン効果が期待されることを明らかにした。
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