研究課題/領域番号 |
18H02875
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
八木 洋 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (20327547)
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研究分担者 |
松本 一宏 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (80366153)
足達 俊吾 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 主任研究員 (90783803)
五島 直樹 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 研究チーム長 (70215482)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2020年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2019年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2018年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 糸球体 / 腎臓再生 / 脱細胞化 / 細胞外マトリックス / 腎臓部分切除 / 大動物 / 臓器再生 / 腎臓 / 医療材料 / スキャフォールド / 慢性腎不全 / 組織修復 |
研究成果の概要 |
本研究は生体由来の細胞外マトリックスで構成された三次元骨格の有用性を示すために、脱細胞化処理によって作製した臓器の骨格を、部分切除術後の断面に合わせて縫合接着することで、骨格内部に細胞が浸潤・生着し欠損部分の組織再生を促す効果と、そのメカニズムを明らかにすることが目的である。本研究では腎臓再生をターゲットとして、疾患ラット・ブタモデルを用いて臨床病理学的検討を行うと共に、脱細胞化後の残存タンパクの網羅的解析を実施して有効性の根拠を明らかにし、本来は体内で自己再生しない腎臓が、新しい再生医療素材として機能し得るか様々な病理学的・画像診断ツールを応用し検証し得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本提案によって、これまでにない腎臓修復用生体医療素材の有効性を検証すると共に、生体医療材料の品質分析技術を確立できれば、数万人以上が本技術の対象となり、透析患者減少による医療経済へのインパクトも絶大である。また体への負担が少ない低侵襲治療が可能である上、他臓器への汎用性が高く、将来更なる適応拡大が見込まれる。
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