研究課題/領域番号 |
18H02937
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
那須 保友 岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (20237572)
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研究分担者 |
定平 卓也 岡山大学, 大学病院, 助教 (20733322)
渡邉 豊彦 岡山大学, ヘルスシステム統合科学学域, 教授 (30432644)
植木 英雄 岡山大学, 医学部, 技術専門職員 (90537218)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2021年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | 免疫原性 / CD147 / サイトカイン / 癌抗原 / 融合タンパク質 / がん免疫 / 尿路腫瘍 / 癌免疫 / REIC / 腫瘍学 |
研究成果の概要 |
本研究は、癌細胞表面に強く発現する癌抗原CD147を標的とする抗癌免疫活性化治療薬としてのCD147-cytokine融合タンパク質群を用いて、抗原提示細胞分化の際のどのような細胞内シグナルが癌抗原クロスプレゼンテーション機構に関与するかを明らかにするものであり、一定の成果を得た。また、泌尿器科領域における癌ワクチン効果を期待した癌治療薬の開発の観点から、癌抗原CD147に対する抗腫瘍効果における免疫原性がCD147タンパク質のどの部分に存在するのかを明らかにするための研究を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
抗癌免疫の主体となる樹状細胞の分化過程で、どのように癌抗原提示能が確立されていくのか、その分子機構の多くは未だ解明されていない。本研究では、独自に開発した癌抗原CD147を標的とする抗癌免疫活性化治療薬としてのCD147-cytokine融合タンパク質群を用いて、それらの抗腫瘍効果に基づき、樹状細胞の癌抗原提示能を確立させる分子基盤を解明するための研究を行った。当該成果に基づき、CD147癌抗原に対する抗原提示能獲得・適応免疫の最適化の観点から、難治性尿路性器癌に対する新規の癌治療ワクチン創薬につなげる。
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