研究課題/領域番号 |
18H02939
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
大家 基嗣 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (00213885)
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研究分担者 |
三上 修治 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (20338180)
小坂 威雄 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (30445407)
水野 隆一 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (60383824)
田中 伸之 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (60445244)
浅沼 宏 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (70245570)
菊地 栄次 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 准教授 (10286552)
篠島 利明 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (60306777)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2020年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2018年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
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キーワード | 腎細胞癌 / 分子標的治療 / 血管新生 / 耐性 / 免疫治療 |
研究成果の概要 |
腎細胞癌はがん免疫療法で先駆的立場にある。免疫組織学的検討では、自動解析プラットフォームを導入し、計10,000スポット以上の腎細胞癌組織の免疫微小環境を1細胞解析した。さらに次世代の免疫チェックポイント分子:LAG3/TIM3/TIGIT発現の解析で、腎細胞癌の悪性度を層別化することが出来ることを発見した。最新のスペクトル顕微鏡を利用し、PD-1治療後の急激な病勢進行の原因として、腎がん組織で近接する腫瘍特異的なCD39+PD-1+CD8+T細胞とPD-1+Treg細胞の存在を明らかにした。本研究は最終的に、腎細胞癌の組織検体を用いたがん免疫ゲノミクスアトラス構築を前向き研究で進めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
進行腎細胞癌治療のオプションは、血管新生阻害薬・mTOR阻害薬等の分子標的治療薬に加えて、免疫チェックポイント阻害薬が登場したことで、研究の趨勢はどの薬剤をどういう順序でどのように投与するかという治療シークエンスとより強い抗腫瘍効果を求めての併用療法の開発に関心が移っている。医療経済を考慮しての個別化医療の方向性もあり、治療効果を予測するバイオマーカー開発は、社会的に意義深いと考える。分子標的治療薬や免疫チェックポイント阻害薬の耐性機序の研究も、新規治療の探索には不可欠である。
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