研究課題/領域番号 |
18H02941
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56040:産婦人科学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
菅原 準一 東北大学, 医学系研究科, 教授 (60280880)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)
2021年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 妊娠高血圧腎症 / 妊娠高血圧症候群 / ゲノム / コホート / ゲノムワイド関連解析 / メタボローム情報 |
研究成果の概要 |
三世代コホートから解析対象である症例及び対照の妊婦・夫・児のトリオの選択及び抽出して解析対象のジャポニカアレイを実施した。妊婦・夫・児のトリオ(妊娠高血圧腎症152組、対照280組)のジャポニカアレイ解析を進めた。さらに、トリオ相互作用を考慮したゲノムワイド 関連解析から、病態に関与すると推測されるゲノム変異を見出した。加えて、トリオ家系情報を用いたより複雑なゲノムワイド関連解析を行った。コホート研究により収集された血漿(妊娠高血圧腎症 593例、対照509例)を用いたメタボローム解析を完了し、調査票情報などを用いた予測式構築および遺伝環境相互作用を紐解く統合解析を進めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
妊娠高血圧腎症は、遺伝・環境因子が複雑に関与する多因子疾患であるが、いまだ明確な原因は不明である 。我が国においては、本疾患に関連する大規模なゲノムワイド関連解析の報告はなく、遺伝的要因の究明が求められている。 本研究は、大規模出生三世代コホートの検体を用い、日本人のゲノム解析に最適化されたジャポニカアレイによる、妊産婦・父・児のゲノムワイド関連解析を行った。 具体的には、これまで報告された疾患感受性遺伝子変異の日本人PEにおける妥当性の検証を行い、さらに新規のゲノム変異を同定し、これらのゲノム変異情報に、疾患に有意に関連する疫学的要因等を加えることで、超高次元疾患発症予測式を構築中である。
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