研究課題/領域番号 |
18H02955
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56060:眼科学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
辻川 明孝 京都大学, 医学研究科, 教授 (40402846)
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研究分担者 |
宮田 学 京都大学, 医学研究科, 助教 (00548505)
三宅 正裕 京都大学, 医学研究科, 特定助教 (90812793)
大石 明生 京都大学, 医学研究科, 特定病院助教 (50572955)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2020年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2019年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2018年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | 眼科 / 近視 / 強度近視 / 最強度近視 / 全ゲノム解析 / 変性近視 / ゲノムワイド関連解析 / 全エキソン解析 / 近視性網脈絡膜萎縮 / 近視性脈絡膜新生血管 |
研究成果の概要 |
近視による失明の病態を明らかにするため、ゲノム解析と疫学的な研究を行った。強度近視に伴う失明の重要な近視性黄斑症に関連するゲノムワイド関連解析の結果を上梓した(Nature Communications, 2018)。また、横浜市立大学との共同研究により、強度近視に関連する疾患感受性遺伝子を複数特定した(Ophthalmology, 2020)。更には、ながはまスタディのデータを用いて眼球形状パラメータを解析することにより、眼軸長の伸長には眼球を正円状に大きくする因子と眼球の赤道方向への拡大を抑制する因子が相互に作用して寄与している可能性を指摘した(Ophthalmology, 2020)。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、近視による失明の病態解明に近づいた。今後更に強度近視や近視性黄斑症の疾患感受性遺伝子が多数特定されれば、将来的には近視による失明のリスク予想などに繋がるほか、パスウェイ解析を行うことにより更なる病態解明につながる。
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