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幹細胞消耗性病態の機能回復を目的とした肥沃化再生医療の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18H02963
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分56070:形成外科学関連
研究機関自治医科大学

研究代表者

吉村 浩太郎  自治医科大学, 医学部, 教授 (60210762)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2020年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2018年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
キーワード放射線障害 / 幹細胞 / 老化 / 難治性潰瘍 / 脂肪幹細胞 / 虚血性疾患 / 創傷治癒 / 慢性下肢虚血
研究成果の概要

培養幹細胞では2Gyまでの照射では照射量に依存して、幹細胞が死滅する。しかし、2Gyを超える照射では照射量による影響はなかった。すなわち、照射影響は、細胞の周期による影響が大きく、分裂期にある細胞が選択的に影響を受けることがわかった。動物実験では2Gy以上の1回照射量であれば、総照射線量ではなく、照射回数が多いほど、放射線障害による機能低下が大きいことが明らかになった。この結果は、今後最適な放射線治療プロトコールを確立するために重要であり、がん治療効果との関連に基づき、確立できるものと思われる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究結果により、放射線障害の本質は幹細胞死であり、幹細胞枯渇による組織の機能低下であることがわかった。その障害は進行性に増悪するものであり、放射線障害を改善するための、照射プロトコールの開発や予防法の開発に大きく貢献できるものである。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実績報告書
  • 2018 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 産業財産権 (1件)

  • [産業財産権] 細胞培養の上清浄化・濃縮法およびその製造物2020

    • 発明者名
      吉村浩太郎、Wu Yunyan、齋藤夏美、白土タカ子
    • 権利者名
      吉村浩太郎、Wu Yunyan、齋藤夏美、白土タカ子
    • 産業財産権種類
      特許
    • 産業財産権番号
      2020-148193
    • 出願年月日
      2020
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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