研究課題/領域番号 |
18H02967
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57010:常態系口腔科学関連
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
自見 英治郎 九州大学, 歯学研究院, 教授 (40276598)
|
研究分担者 |
松田 美穂 九州大学, 歯学研究院, 准教授 (40291520)
高 靖 九州大学, 歯学研究院, 助教 (40585882)
溝上 顕子 九州大学, 歯学研究院, 准教授 (70722487)
片桐 岳信 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (80245802)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2020年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2019年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2018年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
|
キーワード | 肥満 / 緩やかな炎症 / NF-κB / N􏰅F-κB / NF-kB / 摂食中枢 |
研究成果の概要 |
肥満を起因とする生活習慣病は、QOLを著しく低下させるとともに生命の危機にも繋がる合併症を併発する。近年、NF-κBの転写制御に534 番目(S534)のセリン残基のリン酸化が極めて重要と考えられているので、リン酸化を受けないS534A ノックインマウスを作製した。S534Aマウスは高脂肪食(HFD)で飼育すると、食事量、飲水量共に増加することで肥満が亢進し、耐糖能の低下およびインスリン抵抗性を示した更にS534Aマウスを20週齢以上飼育すると高頻度に腎臓および子宮の浮腫が認められた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我々の研究成果は、p65の安定性制御を介した持続的活性化がPara-Inflammationを意味することを示した。さらにp65のリン酸化制御が、生活習慣病の発症機序の解明とともに、予防法や治療法の開発につながることが期待できる。
|