研究課題/領域番号 |
18H02976
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57030:保存治療系歯学関連
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
竹立 匡秀 大阪大学, 歯学部附属病院, 講師 (60452447)
|
研究分担者 |
藤原 千春 大阪大学, 歯学研究科, 助教 (00755358)
山口 佳則 大阪大学, 工学研究科, 招へい教授 (20386634)
大倉 華雪 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪はびきの医療センター(臨床研究センター), 次世代創薬創生センター, 研究員(移行) (20589684)
村上 伸也 大阪大学, 歯学研究科, 教授 (70239490)
岩山 智明 大阪大学, 歯学研究科, 助教 (80757865)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2020年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
|
キーワード | 歯周組織再生 / 幹細胞移植 / 再生医療 / 脂肪組織由来多系統前駆細胞 / コンピテンシー |
研究成果の概要 |
歯周組織再生誘導のための細胞自己移植治療に用いられたヒト脂肪組織由来多系統前駆細胞を臨床上得られた歯周組織再生効果の違いから分別し、効果の高い細胞と低い細胞の細胞特性を分泌因子および遺伝子発現解析によりプロファイリングすることで、歯周組織を再生するために必要となる幹細胞の特徴について多角的な情報を取得した。なかでも低酸素シグナル、TGF・SMADシグナル、さらにはアポトーシス関連シグナルの違いが歯周組織再生能力の違いに関与していることが示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
再生医療に用いられるヒト由来細胞には、ドナー由来の個体差があることは周知であるにも関わらず、これまでにその不均一性と治療効果との関係を検証した報告はなかった。本研究課題にて得られた研究成果は細胞の自己移植治療における有効性向上のみならず、他家由来の細胞を用いた再生医療等製品の開発による歯周組織再生医療の開発につながる貴重な情報になるものと考えられる。
|