研究課題/領域番号 |
18H02979
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57030:保存治療系歯学関連
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研究機関 | 北海道医療大学 |
研究代表者 |
斎藤 隆史 北海道医療大学, 歯学部, 教授 (40265070)
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研究分担者 |
村田 勝 北海道医療大学, 歯学部, 教授 (00260662)
伊藤 修一 北海道医療大学, 歯学部, 教授 (50382495)
松田 康裕 北海道医療大学, 歯学部, 准教授 (50431317)
別所 和久 京都大学, 医学研究科, 教授 (90229138)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2021年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2020年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 象牙質再石灰化 / 象牙質再生 / 象牙質の再生 / う蝕治療 / 修復象牙質形成 / 接着性モノマー / 脱灰象牙質再石灰化 / 齲蝕治療 / 修復象牙質形成誘導 / 齲蝕予防 / 象牙質齲蝕 / 再石灰化 / 象牙質 / 再生 |
研究成果の概要 |
これまでに我々の研究グループが取り組んできた象牙質再石灰化技術および象牙質再生技術のハイブリッド技術を基盤として、多機能性接着修復材料を開発し、その修復技術を開発・普及させることによって新しい齲蝕療法開発の一助となる知見を得ることを目的とした。phosphophoryn由来RGDペプチドおよび石灰化誘導性モノマーCMETは象牙芽細胞の増殖、分化、石灰化を誘導した。さらにCMETはラット象牙質形成を誘導した。これらを組合わせた多機能性接着修復材料の開発が可能になることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
齲蝕(虫歯)によって生じた歯質欠損による咬合・咀嚼を中心とする口腔機能の低下を人工代替物により回復させるだけではなく、歯質誘導修復技術の開発が望まれている。歯を長期にわたり口腔内に保存し、機能を営ませるための象牙質・歯髄複合体の意義が再認識されており、本研究成果を基盤として、自己修復能力を最大限に利用して組織を誘導しようとする再生歯学を利用した象牙質・歯髄複合体治療法を将来的に開発できれば、歯を長期的に機能させることができ、健康長寿社会の実現に貢献することができる。
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