研究課題/領域番号 |
18H02999
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 北海道医療大学 |
研究代表者 |
志茂 剛 北海道医療大学, 歯学部, 教授 (40362991)
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研究分担者 |
佐々木 朗 岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (00170663)
吉田 祥子 岡山大学, 歯学部, 客員研究員 (00616047)
青山 絵理子 岡山大学, 医歯薬学域, 助教 (10432650)
國定 勇希 岡山大学, 医歯薬学域, 助教 (10779416)
滝川 正春 岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (20112063)
奥井 達雄 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 准教授 (40610928)
長塚 仁 岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (70237535)
高畠 清文 岡山大学, 医歯薬学域, 助教 (70736537)
久保田 聡 岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (90221936)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2021年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2020年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | 癌 / 骨破壊 / 口腔癌 / 顎骨破壊 / 破骨細胞 / 血管新生 / ヘッジホッグ / 癌骨破壊 / Hedgehog |
研究成果の概要 |
Hedgehog下流シグナル分子NK-3RはStage IV顎骨浸潤を伴う歯肉癌患者の予後と関連し(Yoshida, Shimo et al. Diagnostics (Basel) 2021),Stage II内向型舌癌患者における腫瘍血管内皮細胞はHedgehogシグナルの発現の有意な亢進と腫瘍随伴マクロファージ (TAM)の集積と正の相関を認め(Takabatake, Shimo et al. Int J Mol Sci 2019),Gli-1, Gli-2 dual inhibitorのがin vitro並びにin vivo癌骨破壊マウスモデルに与える影響を検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
口腔癌の顎骨浸潤は,化学療法の効果が期待できず,高線量の放射線療法では放射線性顎骨壊死のリスクが高いため外科療法が選択される。しかしながら,機能温存の観点から問題点も多く,顎骨切除症例における歯肉癌骨髄浸潤は予後に独立して寄与し(Yoshida, Shimo et al. Anticancer Res 2018),癌を取り巻く微小環境が薬剤耐性獲得に関与することから癌骨破壊微小環境は新たな治療標的となる可能性がわかってきた。癌骨破壊微小環境で活性化されるHedgehogシグナルを起点とした癌免疫の統合的な解析が必須である。
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