研究課題/領域番号 |
18H03034
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立がん研究センター |
研究代表者 |
藤森 麻衣子 国立研究開発法人国立がん研究センター, がん対策研究所, 室長 (40450572)
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研究分担者 |
内富 庸介 国立研究開発法人国立がん研究センター, がん対策研究所, 研究統括(支持・サバイバーシップ研究) (60243565)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
2021年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | コミュニケーション / AYA / 患者―医療者関係 / コミュニケーション・スキル・トレーニング / がん / 患者・医療者関係 / 患者-医療者関係 / 患者ー医療者関係 / 思春期・若年成人 / がん患者 / 医療者 / コミュニケーション技術研修 / AYA世代 / 患者-医療者関係 |
研究成果の概要 |
横断調査により、AYA世代がん患者のコミュニケーションの意向を明らかにした。成人・高齢の患者を対象とした先行研究の結果と同様の傾向がみられた。また、気持ちのつらさの有症率は55.3%と高いこと、痛み、がん診断後の収入減少、がん診断後の仕事・学校生活の変化、社会的支援の不足が関連することを示した。 AYA世代がん患者とのコミュニケーションを学ぶためのオンラインCSTプログラム(AYA-CST)を開発し、実施可能性、有用性を検討した。AYA-CST受講前後で、受講者6名の自信が高くなったこと、プログラムに対する評価が高かったことから、AYA-CSTは実施可能であり、有用である可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
当研究で開発したAYA世代がん患者と医療者のコミュニケーション技術研修プログラムの実施可能性、有用性が示唆された。このプログラムは、今後、日本サイコオンコロジー学会CST委員会と協力し、学会の事業としての開催されることによって全国に普及され、最終的にはAYA世代がん患者と医師の望ましいコミュニケーションを促進し、患者の情報ニーズが満たされることで、患者が安心して治療を受けることが可能となり、生活の質の向上が期待される。
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