研究課題/領域番号 |
18H03066
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58040:法医学関連
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
太田 茂 広島大学, 医系科学研究科(薬), 名誉教授 (60160503)
|
研究分担者 |
奥田 勝博 旭川医科大学, 医学部, 助教 (00389115)
佐能 正剛 広島大学, 医系科学研究科(薬), 助教 (00552267)
古武 弥一郎 広島大学, 医系科学研究科(薬), 教授 (20335649)
清水 惠子 旭川医科大学, 医学部, 教授 (90312462)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2020年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2019年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2018年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
|
キーワード | 危険ドラッグ / 構造活性相関 / 毒性 / 代謝酵素 / 動態 |
研究成果の概要 |
これまで危険ドラッグの毒性について、中枢組織と末梢組織において幅広く評価した研究は少ない。本研究では、危険ドラッグになりうるフェネチルアミン誘導体やカチノン誘導体の神経毒性や心毒性発現におけるメカニズム解明、および化学構造と毒性発現との関連性について調べた。またその中で、これらメカニズムを指標とした毒性スクリーニング系の構築は、簡便にかつ早期に毒性発現を予測する有用なアプローチとなる可能性を示した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
危険ドラッグの使用による事件・事故は大きな社会問題となっている。最近は、規制強化によりその頻度は減少したものの、継続的にいくつかの危険ドラッグが指定薬物に指定されている。また海外での流通状況も考えると、これまでの包括規制の枠を超えた新規危険ドラッグが今後も出回る可能性がある。本研究から明らかとなった化学構造と毒性の関連性に関する知見や簡便な毒性スクリーングは、今後の迅速な法規制の一助となることが期待される。
|