研究課題/領域番号 |
18H03076
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
坂下 玲子 兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (40221999)
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研究分担者 |
中西 永子 兵庫県立大学, 看護学部, 助教 (10843013)
眞鍋 雅史 嘉悦大学, ビジネス創造学部, 教授 (20537071)
渡邊 里香 兵庫県立大学, 看護学部, 助教 (30822762)
撫養 真紀子 兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (60611423)
小野 博史 兵庫県立大学, 看護学部, 講師 (70707687)
河野 孝典 兵庫県立大学, 看護学部, 助教 (70876820)
新居 学 兵庫県立大学, 工学研究科, 准教授 (80336833)
粟村 健司 兵庫県立大学, 看護学部, 助教 (80822741)
芳賀 邦子 東京情報大学, 看護学部, 助教 (90792565)
濱上 亜希子 兵庫県立大学, 看護学部, 助教 (70780485)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2021年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2020年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | 看多機 / 看護職 / コンピテンシー / 行動特性 / 地域包括ケア / 看護小規模多機能型居宅介護 / 看護の質評価 / 評価指標 / 看護師 / ケアの質評価 |
研究成果の概要 |
本研究の成果は次の3つである.1.看多機で活躍する看護師のコンピテンシーの明確化:質的研究により看多機で活躍する看護師の行動特性を明らかにし、アンケートによる全国調査を実施しその妥当性を検討した。2.看多機のケアの評価指標の開発:臨床で測定可能な看護ケアを設定するため88項目からなるケア行動指標リストを作成し,全国の看多機729か所を対象にアンケート調査を実施し評価指標を開発した。3.看多機運営上の課題の検討:管理者を対象とした質的研究を行い,それを基にアンケート調査を実施し厚生労働省のデータと突合し分析を進め、安定した運営に関連する要因、離職率に関連する要因等について明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医療ニーズの高い人々が地域で幸せに暮らしていくためには、医療と療養生活支援に専門性をもつ看護師の活躍が不可欠である。看多機は、看護職が主体となり、医療依存度の高い人々に対応した複合型サービスを提供できるため、利用者や家族の状態に即応し柔軟に対応できる施設である。そこで活躍する看護師のコンピテンシーを明らかにし、ケア行動に関する指標を開発することで、地域での療養生活を支えるための基盤を提供した。また、その経営基盤について検討することで、よりよい看護ケアの実現・普及を図り持続的に組織を運営するためのエビデンスを提供した。
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