研究課題/領域番号 |
18H03078
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 聖路加国際大学 |
研究代表者 |
本城 由美 (佐居由美) 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (10297070)
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研究分担者 |
西本 葵 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 助教 (10907653)
山田 雅子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (30459242)
中山 和弘 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (50222170)
酒井 禎子 新潟県立看護大学, 看護学部, 准教授 (60307121)
小高 恵実 上智大学, 総合人間科学部, 准教授 (90275321)
桃井 雅子 聖マリア学院大学, 看護学部, 教授 (90307124)
相澤 達也 新潟県立看護大学, 看護学部, 助教 (90794412)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2022年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2021年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | 安楽 / 看護ケア / インタビュー / アンケート / 熟練看護師 / 実践知 / 看護実践 / アンケート調査 / comfort / コンピテンシー / プログラム / 教育プログラム / ミックスメソッドデザイン |
研究成果の概要 |
本研究では、看護師が患者に「安楽」をもたらすケアが実践できるよう、実践知を基盤とした包括的コンピテンシー・プログラムを開発することに取り組んだ。必要なコンピテンシー(能力)を明らかにするために、各看護分野の看護師にインタビューおよびアンケート調査を行った。その結果、コンピテンシーの基盤となる安楽なケアとして共通して実施されていたことは、「心身ともに苦痛を最小限に軽減する」「患者さんらしさや、主体性を尊重する」「患者さんを取り巻く環境を整える」等であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「安楽」は看護の基本原則である。だが、昨今の医療現場では、患者の「安全」確保が重要視されるあまり、患者の「安楽」が軽視されている感が否めない。人間の基本的欲求ともいわれる「安楽」がなおざりにされることは、患者の生活の質を脅かす。実践のために必要なコンピテンシープログラムのために、患者に「安楽」をもたらす看護師の実践知を明らかにすることは、看護師による患者への安楽なケア実践促進に寄与するという社会的意義がある。
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