研究課題/領域番号 |
18H03085
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 学校法人文京学院 文京学院大学 (2020-2022) 高知県立大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
中山 洋子 学校法人文京学院 文京学院大学, 看護学研究科, 特任教授 (60180444)
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研究分担者 |
加藤 郁子 福島県立医科大学, 看護学部, 講師 (00457805)
大川 貴子 福島県立医科大学, 看護学部, 准教授 (20254485)
宇佐美 しおり 四天王寺大学, 看護学部, 教授 (50295755)
田井 雅子 高知県立大学, 看護学部, 教授 (50381413)
塩見 理香 高知県立大学, 看護学部, 助教 (70758987)
畦地 博子 高知県立大学, 看護学部, 教授 (80264985)
井上 さや子 高知県立大学, 看護学部, 助教 (30758967)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
13,780千円 (直接経費: 10,600千円、間接経費: 3,180千円)
2021年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | 重度・慢性精神障害者 / セルフケアア能力の評価 / 看護介入モデル / セルフケア / セルフケア能力の評価 / セルフケア能力の評価方法 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、重度・慢性精神障害者のセルフケア能力を評価し、日常生活を自律的に営む力を強化・向上することをめざした看護介入/看護ケアを実施するための看護介入モデルを開発することである。そのために、6つの精神科病院の看護師に対して行ったインタビュー調査の結果を基に、重度・慢性精神障害者のセルフケア能力を評価するためのアセスメント・ツールを開発し、そのツールを用いて、9つの精神科病院の45事例に対して、セルフケア看護介入を6ヶ月以上実施した。実施したうちの13事例を分析して、重度・慢性精神障害者に効果的な看護介入/看護ケアの方法を検討し、「セルフケア看護介入モデル(案)」を作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
精神科看護領域における対応困難な精神障害者の看護ケアについては、これまでに本格的な取り組みは皆無と言ってよい。本研究で作成された「重度・慢性精神障害者のためのセルフケア・アセスメント・ツール」と「セルフケア看護介入モデル(案)」は、これまで重度かつ慢性の精神症状を有し、知的障害や身体疾患を合併しているために退院が困難であるとして長期入院を余儀なくされている患者に対して、セルフケア能力を向上させ、自己決定能力を尊重できる看護ケアを行うための手立てとなり、精神科病棟における看護ケアの質の向上につなげることができる。
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