研究課題/領域番号 |
18H03095
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
法橋 尚宏 神戸大学, 保健学研究科, 教授 (60251229)
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研究分担者 |
小林 京子 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (30437446)
深堀 浩樹 慶應義塾大学, 看護医療学部(藤沢), 教授 (30381916)
三木 佳子 聖カタリナ大学, 人間健康福祉学部, 教授 (60584175)
池田 真理 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (70610210)
濱本 知寿香 大東文化大学, 経済学部, 教授 (00338609)
堀口 範奈 神戸大学, 保健学研究科, 助教 (30870505)
本田 順子 神戸大学, 保健学研究科, 講師 (50585057)
島田 なつき 神戸大学, 医学部附属病院, 看護師 (10817183)
道上 咲季 独立行政法人国立病院機構(東京医療センター臨床研究センター), 政策医療企画研究部, 研究員 (40817813)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
13,000千円 (直接経費: 10,000千円、間接経費: 3,000千円)
2021年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 家族同心球環境理論 / 介入研究 / 家族臨地推論 / 家族支援 / 家族相談室 |
研究成果の概要 |
日本の幅広い地域およびさまざまな国・地域において,さまざまな家族症候(家族の問題・課題・困難・苦悩)をもつ家族や看護職者などに調査を行った.家族同心球環境理論にもとづいて,家族レジリエンス不足のスクリーニング尺度などの新しい家族アセスメントモデル,治療的コミュニケーションなどの新しい家族支援策を開発した.これらの基盤となる家族同心球環境理論などの修正,家族ビリーフシステム理論や家族トランセンデンス理論などの提唱に至った.開発したツールなどは,英語,中国語,インドネシア語,フィリピン語などに翻訳した.これらの研究成果にもとづいて,一般市民を対象として,対面あるいはオンラインで家族支援を実践した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
家族同心球環境理論は,研究代表者が提唱した日本発の家族看護中範囲理論であり,世界中で使用されている.これを修正し,さらに,その特殊理論として,家族ビリーフシステム理論,家族トランセンデンス理論などを新しく提唱することで,世界における家族看護学の基盤を強靱化することができた.実践事例を蓄積することで,さまざまな家族症候に対して理論に立脚した適切な家族支援ができるようになった.日本の幅広い地域およびさまざまな国・地域において,一般市民を対象として,対面あるいはオンラインで家族支援を実践している.これは理論のトランスレーションとしての意義をもち,一般市民の家族ウェルビーイングの実現にも貢献している.
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