研究課題/領域番号 |
18H03101
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 関東学院大学 |
研究代表者 |
飯尾 美沙 関東学院大学, 看護学部, 講師 (50709011)
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研究分担者 |
永田 真弓 関東学院大学, 看護学部, 教授 (40294558)
山本 貴和子 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, エコチル調査研究部, チームリーダー (40725115)
大矢 幸弘 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, アレルギーセンター, センター長 (80392512)
佐藤 未織 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, アレルギーセンター, 医師研究員 (70839597)
成田 雅美 東京都立小児総合医療センター(臨床研究部), なし, 医長 (70313129)
宮地 裕美子 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, アレルギーセンター, 医師 (00771560)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
2020年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
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キーワード | 小児 / 喘息 / テイラー化 / アプリ / 小児喘息 / 患者教育 / ぜんそく |
研究成果の概要 |
本研究の目的は小児喘息の管理アプリを開発し,その実用性を検証することであった。研究代表者らが過去に開発した小児喘息テイラー化プログラムに基づき,アプリを開発した。 試作版アプリのニーズおよび改善点を把握する目的で,未就学児から学童期までの計27組の喘息患児と保護者を対象に面接調査を実施した。その結果に基づきアプリを仮完成させ,実用性を検証した。小児専門病院2施設,大学病院1施設,総合病院2施設,小児科クリニックの計6施設において,外来に定期通院している持続型喘息患児・保護者34組をリクルートした。3ヶ月時調査は30組,6ヶ月時調査は20組が回答し,実用性および有用性について概ね高評価が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ヘルスケア分野および疾病管理分野において,国際的にスマートフォンアプリの開発が急速に発展している。本研究の成果は小児喘息分野において我が国初の疾病管理アプリであるとともに,これまでの研究成果および本研究課題における調査結果に基づいて開発された点において,学術的意義があるといえる。また,研究成果である小児ぜんそくアプリ(CA-SMaTA)は,2021年5月より研究代表者の所属機関から公開しており,無料でインストールが可能となっている。いつでも・誰でも・どこででも使用可能であり,アプリの普及の観点において社会的意義があると考える。
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