研究課題/領域番号 |
18H03102
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
|
研究機関 | 人間環境大学 (2020-2021) 四国大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
高田 律美 人間環境大学, 松山看護学部, 教授 (20515803)
|
研究分担者 |
伊藤 一統 宇部フロンティア大学短期大学部, その他部局等, 教授 (20300452)
上西 孝明 人間環境大学, 松山看護学部, 講師 (50648590)
檜垣 高史 愛媛大学, 医学系研究科, 寄附講座教授 (60253308)
岡 靖哲 愛媛大学, 医学部附属病院, 准教授 (60419025)
松原 圭一 愛媛大学, 医学系研究科, 寄附講座教授 (80263937)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2021年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2020年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
|
キーワード | 乳幼児突然死 / 予防 / 保健指導 / ハイリスク児 / 母子 / 相互影響 / 乳幼児突然死症候群 / 睡眠環境 / ハイリスク / 睡眠 / 母乳育児 / 母子の睡眠 / 子育て / ハイリスク妊娠 / ハイリスク母子 |
研究成果の概要 |
出生直後から母子分離された母親に,予期せぬ乳幼児突然死(SUID)発生低減に寄与する母乳育児セルフケアプログラムを構築し,SUID予防にも欠かせない産後早期からのマニュアルを作成し介入した.母親の心理,子どもへ愛着やSUID予防の理解等その効果をみた.出産直後から児と分離された母親への介入では,多くの母親が母乳育児をすることに満足をしていたが,SUID予防の観点からは子どもの観察や養護に必要な母親の子どもへの接触程度,仰向け寝の維持など,育児の問題点が明らかになった.また新生児期の愛着形成については,SUID予防に重要な子どもとの接触についての受入れが困難な側面が示された.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
睡眠中の乳幼児突然死(SIDS / SUID)は未だ乳児死亡の3位を占める病態である.特にハイリスク児に対してSUIDの発生低減に寄与する母乳育児のセルフケアできるプログラムを構築し,産後早期から育児期に使用できる「睡眠中の乳幼児突然死(SIDS / SUID)予防マニュアル」を作成した.産後の母親の心理をくみ取り,病院のみでなく今後保育の現場でも活用できるマニュアルへの発展の可能性を示した.
|