研究課題/領域番号 |
18H03103
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
平野 美千代 北海道大学, 保健科学研究院, 准教授 (50466447)
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研究分担者 |
佐伯 和子 富山県立大学, 看護学部, 教授 (20264541)
高島 理沙 北海道大学, 保健科学研究院, 講師 (70779503)
大西 竜太 北海道大学, 保健科学研究院, 助教 (20824717)
渡辺 玲奈 北海道大学, 保健科学研究院, 客員研究員 (10431313)
宮田 孝子 北海道科学大学, 保健医療学部, 助教 (50825792)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
2021年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2020年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2019年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 高齢者 / 社会活動 / ICT / ソーシャルキャピタル / 要支援高齢者 |
研究成果の概要 |
本研究は、集合プログラムとオリジナル交流アプリケーションを併用した高齢者のフレイル予防に着目した社会活動プログラムを開発した。本プログラムは地方と都市部を対象地域とし、実施期間にはCOVID-19感染拡大時期が含まれていた。 本プログラムへの参加をとおし、研究参加者は精神的健康、主観的幸福感、孤独感を悪化させることなく現状を維持することができていた。また、参加者はメンバーとのつながりや、グループへの居場所感、交流を通じた自身の健康の意識化を経験していた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
少子高齢化が進展する我が国において、高齢者の健康増進ならびにフレイル予防は重要な課題の一つである。本研究は対面型の集合プログラムとICT(交流アプリケーション)を併用した社会活動プログラムを開発した。地域社会の中で他者とのつながりを支援することは、高齢者の暮らしの基盤を支えることにつながっていた。 高齢者の他者とのつながりは、きっかけや機会があると深めることができる。対面プログラムに加え、ICTを補助的ツールとして用いることで、COVID-19感染拡大時のような活動制限が生じた際でも、地域でのつながりを醸成し、高齢者の身体的、心理的、社会的健康の維持につながることが本研究により示された。
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