研究課題/領域番号 |
18H03119
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 京都大学 (2020-2021) 兵庫県立大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
塩見 美抄 京都大学, 医学研究科, 准教授 (10362766)
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研究分担者 |
吉岡 京子 国立保健医療科学院, その他部局等, 上席主任研究官 (00708951)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2020年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | プログラム開発 / 保健師 / 地域アセスメント / 組織的実践改善 / アクションリサーチ / モデル検証 / 実践改善 / 組織変革 / 教育プログラム開発 / 地域アセスメントモデル検証 |
研究成果の概要 |
住民の健康とwell-beingを護る使命を果たすため、保健師は実践を通じて地域の健康課題をアセスメントする役割が求められている。本研究では、筆者らが開発した継続的地域アセスメントモデルを用いて、地域ニーズのアセスメントができる保健師へと実践を組織的に改善するプログラムを、アクション・リサーチ(AR)を通じて開発することを目的とした。3回のミーティングと実践とを織り交ぜた6か月間のプログラム案を作成し、2組織においてARを展開した。結果、保健師個々と組織の地域アセスメントの様相の変化と、その過程で必要な要素が明らかになった。結果をもとに映像教材を制作し、全国保健師へ周知・Web公開した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、保健師の実践過程に沿って開発したモデルを基盤とし、アクションリサーチ過程を通じて、保健師組織の地域アセスメント実践を改善するために必要な知見を、実践者と協働で生成する点に独創性がある。本研究成果によって保健師が組織的に活用可能な教育プログラムが構築でき、組織的な地域アセスメント実践の改善がはかられるとともに、保健師個人の成長も期待できる。本研究の波及効果として、研究成果である実践改善プログラムが公衆衛生看護実践の場に普及することで、住民の健康とwell-beingを護る使命が果たせる保健師へと実践が改善し、地域に潜在・複雑化する住民のニーズの解決が図られることが期待できる。
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