研究課題/領域番号 |
18H03135
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 藤田医科大学 |
研究代表者 |
大高 洋平 藤田医科大学, 医学部, 教授 (00317257)
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研究分担者 |
井澤 淳 筑波大学, システム情報系, 准教授 (20582349)
荒牧 勇 中京大学, スポーツ科学部, 教授 (40414023)
川上 途行 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (80424133)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2020年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2018年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | 運動学習 / 脳卒中 / リハビリテーション / 機能回復 / 脳画像解析 |
研究成果の概要 |
脳卒中片麻痺患者における学習機構に着目し、学習機構のモダリティ低下と脳損傷部位との関連をシステム論的に理解することを目的とした。また、実際の脳卒中片麻痺患者の学習機能低下と帰結との関連性について、多症例の縦断データにおいて検討し、学習機構の変容が機能回復へ及ぼす影響の解明を試みた。本研究によって、脳卒中患者を対象に学習機構の能力をパラメータ化する運動課題を確立し、またこれらパラメータと関係する臨床的指標との関係を探索する研究のフレームワークを構築することができた。今後さらに大規模症例による検討を行うことにより、学習機構と病態、機能的帰結についての総合的理解を深めることができるものと考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
リハビリテーション訓練の多くは、学習を前提として設計されているにも関わらず、その基盤となる脳内運動学習メカニズムがどのように機能回復を担っているか未だに解明されていない。本研究は、脳卒中患者の学習能力が病態や機能的帰結に及ぼす影響を理解するための基盤研究として、そのフレームワークを構築することができた。
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