研究課題/領域番号 |
18H03143
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
阿部 匡樹 北海道大学, 教育学研究院, 准教授 (40392196)
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研究分担者 |
小池 耕彦 生理学研究所, システム脳科学研究領域, 助教 (30540611)
野崎 大地 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 教授 (70360683)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
2022年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
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キーワード | 運動制御 / 揺らぎ / 共同行為 / 到達運動 / Hyperscanning / 運動適応 / 運動学習 / ゆらぎ / 運動のばらつき / 経頭蓋電気刺激法 / 経頭蓋電気刺激 / 自動模倣 / 冗長性 / 脳構造 / 運動記憶 / ばらつき / 身体表現 / 冗長解 / 経頭蓋直流電気刺激法 |
研究成果の概要 |
本研究は、他者や環境など外的環境との相互作用に伴う動作揺らぎの特性や要因を同定することを目的とし、以下の成果を得た。1)共同力調整課題において、他者との協調関係に重要な役割を果たす神経基盤を同定し、その領域への経頭蓋交流電気刺激が自閉症傾向の強い参加者の他者協調の度合を修飾しうることを示した。2)個人の到達運動課題において、本来修正が不要な一過性の環境変化に対しても潜在的修正が引き起こされること、そのような修正の大きさが外乱のない通常時の揺らぎの大きさと関連していることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
(1)共同力調整課題のような共同行為時における他者協調の神経基盤の同定はほぼ前例がなく、学術的に高い価値を有する。また、この領域への電気刺激による非侵襲的介入によって他者協調行為の修飾を示したことは、コミュニケーション障害等の改善に今後大きく貢献しうる可能性を秘めている。 (2)到達運動課題において、修正不要な一過性外乱への潜在的修正が通常の潜在的修正や揺らぎと関与していることは、これまでの運動学習研究に新たな知見を加えた。通常時の揺らぎが小さい程(不要な)外部環境の変動にも惑わされがたいという発見は、スポーツトレーニングや指導の現場においても有用な示唆を与える。
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