研究課題/領域番号 |
18H03158
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 中京大学 |
研究代表者 |
渡邊 航平 中京大学, スポーツ科学部, 教授 (20630990)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
2021年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
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キーワード | 運動単位 / 骨格筋 / 運動神経 / サルコペニア / 筋肉量 / 筋収縮特性 / 加齢 / 多チャンネル表面筋電図法 / 高齢者 / 筋収縮様式 / 筋の質 / 筋電図 / 超音波画像 / 骨格筋電気刺激 / 筋電気刺激 / 筋の収縮特性 |
研究成果の概要 |
本研究課題では骨格筋電気刺激や高密度表面筋電図法といった電気生理学的研究手法を応用することによって、「筋肉の質」と「神経活動」といった従来は十分に評価されてこなかった筋力の規定因子を定量的に評価する方法を確立し(Tomita, Watanabe et al. Physiol Rep 2020)、高齢者や若齢者を対象としてその応用を実施した(Watanabe et al. Physiol Rep 2020, Watanabe et al. J Gerontol, Watanabe et al. Front Nutr 2021)。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
加齢にともなう筋力低下に関連する要因として、「筋肉の量」、「筋肉の質」、「神経活動」の3つが挙げられる。医用画像技術を用いて、「筋肉の量」の定量評価が一般化されつつあり、多くの研究のアウトカムとして用いられてきた。一方、高齢者における筋力低下は「筋肉の量」の低下だけでは説明できないことも指摘されている。本研究課題では、「筋肉の質」および「神経活動」を定量的に評価する方法を確立した。これにより、高齢者1人1人において筋力低下に寄与する要因の特定をすることや各種運動処方や食事介入が作用する要因を明確にすることが可能になると考えている。
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