研究課題/領域番号 |
18H03171
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 株式会社関西メディカルネット(関西電力医学研究所) (2020) 秋田大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
山田 祐一郎 株式会社関西メディカルネット(関西電力医学研究所), 糖尿病研究センター, センター長 (60283610)
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研究分担者 |
佐藤 雄大 秋田大学, 医学系研究科, 助教 (40709127)
桑田 仁司 株式会社関西メディカルネット(関西電力医学研究所), 糖尿病研究センター先端糖尿病研究部, 部長 (80771469)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2020年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2019年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2018年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
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キーワード | インクレチン / GLP-1 / GIP / 加齢 / 生活習慣病 / 老化 / 消化管ホルモン / 病態栄養学 / 糖代謝 |
研究成果の概要 |
インクレチンは食事刺激でインスリン分泌を促進する消化管因子であるが、GIPとGLP-1がその重要な因子である。GIPシグナルを遮断すると、寿命が延長されるだけではなく、活動量や筋肉量は増加することを示している。逆にGLP-1シグナルを増強すると、肺インフルエンザウイルス感染症を改善することなどを示した。このように、GIPシグナルを抑制し、GLP-1シグナルを活性化する食事療法が重要であることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
消化管は外界と生体の接点であり、外界から受けた刺激をもとに生体へと情報を発信する。食事は単に消化管を通過して必要な栄養素を吸収されるだけではないことが、消化管ホルモンの研究や腸管免疫の研究などからわかってきた。今回の研究は、二つのインクレチンが機能分担しており、一方を減少させ、もう一方を増加させることで健康寿命延伸に繋がる可能性があり、このような栄養療法の開発の重要性を示す研究である。
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