研究課題/領域番号 |
18H03180
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
松島 雄一 九州大学, 医学研究院, 助教 (20571342)
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研究分担者 |
瀬戸山 大樹 九州大学, 大学病院, 助教 (30550850)
相原 正宗 九州大学, 大学病院, 臨床検査技師 (30748843)
内海 健 九州大学, 医学研究院, 教授 (80253798)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2021年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | ミトコンドリア / タンパク質凝集 |
研究成果の概要 |
ミトコンドリア機能異常が老化や生活習慣病発症の引き金となることが示唆されている。しかしATP合成低下などのミトコンドリア機能異常を簡便に再現性良く評価する手法は見つかっていない。本研究ではミトコンドリアマトリクスに局在するプロテアーゼLONP1に着目し、LONP1は ATP加水分解に依存して機能していること、その機能低下はミトコンドリアマトリクスでのタンパク質凝集体の蓄積を引き起こすことを明らかにした。このことから、タンパク質凝集体の蓄積がミトコンドリアマトリクス内のATP量の低下を伴うミトコンドリア機能異常の指標となる可能性を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究はミトコンドリア機能異常をタンパク質凝集体の蓄積を介して評価するというこれまでとは全く異なるミトコンドリア機能解析法の可能性を示したものである。また。LONP1の機能低下に伴うミトコンドリアマトリクスでのタンパク質凝集体の蓄積はLONP1の変異が引き起こす「脳・眼・歯・耳介・骨格症候群」でも観察され現象であり、本研究成果は「脳・眼・歯・耳介・骨格症候群」の病態解明にも寄与する。
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