研究課題/領域番号 |
18H03181
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
三浦 進司 静岡県立大学, 食品栄養科学部, 教授 (10342932)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2020年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
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キーワード | 動脈硬化 / PGC-1α / FOXO-1 / 運動トレーニング / エネルギー制限 / マイオカイン / FOXO1 / VCAM1 / 骨格筋 / BAIBA / VCAM-1 / MCP-1 / 血管内皮細胞 / 単球 |
研究成果の概要 |
持久運動トレーニングやエネルギー制限は動脈硬化進展を抑制する。このメカニズムに筋肉の変化が関与することを考え、運動やエネルギー制限による筋肉の変化を引き起こす転写因子PGC-1αおよびFOXO-1に着目し、本研究では、骨格筋特異的なPGC-1α過剰発現やFOXO-1過剰発現が動脈硬化進展に与える影響を検討した。その結果、骨格筋特異的なPGC-1αあるいはFOXO-1の過剰発現は動脈硬化の進展を抑制すること、それには骨格筋から分泌される生理活性物質であるβ-aminoisobutyric acidやIrisinなどの生理活性物質が関与する可能性があることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、持久運動トレーニングとエネルギー制限による動脈硬化進展抑制機序の一端を、PGC-1αやFOXO-1といった骨格筋機能に着目して明らかにした。本研究で得られた成果により、骨格筋から分泌される生理活性物質(マイオカイン)に着目した動脈硬化を予防するためのバイオマーカー開発や、マイオカインを豊富に含む食品を摂取することによる動脈硬化性疾患の予防法開発に発展する可能性がある。
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