研究課題/領域番号 |
18H03200
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
|
研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
橋本 健志 立命館大学, スポーツ健康科学部, 教授 (70511608)
|
研究分担者 |
小河 繁彦 東洋大学, 理工学部, 教授 (80553841)
家光 素行 立命館大学, スポーツ健康科学部, 教授 (90375460)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2020年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2019年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2018年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
|
キーワード | 脳機能 / 認知症 / 高強度間欠的運動 / 乳酸 / 認知機能 / 脳内代謝 / 運動 / 栄養 / 代謝 / 脳循環 / 実行機能 / レジスタンス運動 / 中高齢者 / 栄養素 / 安定同位体 / 認知実行機能 / 動静脈較差 / メタボローム / 脳代謝 |
研究成果の概要 |
上腕動脈と頸静脈にカテーテルを挿入し、脳の乳酸、グルコース、酸素、モノアミン、BDNFなどの利用量を算出することにより、運動・栄養処方に対するヒト脳内代謝動態を測定し、認知機能との関連性を検証した。 その結果、脳の乳酸利用が減少すると、運動誘発性の実行機能の亢進が減弱化することを明らかにした。さらに、様々な運動様式が認知機能に及ぼす影響を評価した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳内乳酸代謝が認知機能亢進に及ぼす影響や運動・栄養処方による脳機能応答の詳細を、ヒトにおいて生理・生化学的に明らかにできた。すなわち、脳機能亢進や認知症予防に極めて重要かつ独創的な機序(乳酸)の解明を達成した。加えて、様々な運動様式が認知機能に及ぼす影響を評価し、効果的・効率的に認知機能亢進を招来する運動処方を明らかにした。このことは、適切な実践的応用(運動・栄養処方)方略策定の学術的基盤創出に貢献するものである。
|