研究課題/領域番号 |
18H03222
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60050:ソフトウェア関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
亀井 靖高 九州大学, システム情報科学研究院, 准教授 (10610222)
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研究分担者 |
伊原 彰紀 和歌山大学, システム工学部, 講師 (40638392)
松本 真佑 大阪大学, 情報科学研究科, 助教 (90583948)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2021年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2020年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | 技術的負債 / リポジトリマイニング / オープンソースソフトウェア / メトリクス / モデル化技法 |
研究成果の概要 |
技術的負債 - 応急措置的な対応によって生み出され,将来により多くの開発リソースが必要となるコード設計や実装を意味する.本研究の目的は,慢性的なリソース不足を開発プロジェクトにもたらす技術的負債に対して,リポジトリマイニングを軸とする工学的アプローチを開発し,優先的に解消すべき技術的負債の解明とモデル化である.本研究の主な成果は,(1) 多種多様な技術的負債の体系化/検出,(2) 技術的負債のインパクトの実証的調査,(3) 債務額の大きい技術的負債のモデル化である.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
技術的負債は,開発の中での先送りともいわれており,理想的には混入しないことが望ましいが,現実的には厳しい納期が存在し避けることのできない現象であることも報告されている.本研究成果の学術的意義は,その技術的負債に対して,工学的アプローチを開発した点である.そして,社会的意義は,技術的負債をうまく管理することで,短納期に対応しつつ,将来の負債を避けられる仕組み作りに貢献している点である.
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