研究課題/領域番号 |
18H03227
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60060:情報ネットワーク関連
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
加藤 寧 東北大学, 情報科学研究科, 教授 (00236168)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
14,690千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 3,390千円)
2020年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2019年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
|
キーワード | 光通信 / 無線通信 / IoT / ネットワーク融合 / プロトコル |
研究成果の概要 |
本研究では,次世代無線アクセスネットワークの多様な要求条件満足するために導入が進む,クラウド無線アクセスネットワーク(C-RAN: Cloud-Radio Access Network)に着目している.その要求条件の中でも特に省電力化に注目し,トラヒックの時間的変動が存在する環境下においても安定的にネットワーク全体の消費電力を低減するための省電力制御手法を提案し,その妥当性をシミュレーション実験により確認した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年移動通信ネットワークにおいて,多様なアプリケーションサービスの需要が増加している.特に第5世代移動通信システム(5G)では,システム容量の大容量化,通信の高速化,低遅延化,多数同時接続化,低コスト化,省電力化といったより高度な無線通信技術が要求されている.そこで本研究では省電力化に着目し,C-RANにおける省電力化に向けた省電力制御手法を提案し,この提案手法の有効性を確認した. 本提案方式は,実環境に即しており,将来的な移動通信ネットワークの増加への対応,かつあらゆる環境下での高品質なサービス提供と省電力化の両立を可能とする.以上より,今後の情報通信分野の発展に貢献する研究成果である言える.
|