研究課題/領域番号 |
18H03247
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60090:高性能計算関連
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
齋藤 豪 東京工業大学, 情報理工学院, 准教授 (00323832)
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研究分担者 |
内川 惠二 神奈川工科大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (00158776)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
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キーワード | コントラス感度関数 / 周辺視 / 画像フィルタ / レンダリング / コントラスト感度関数 / コントラスト知覚像 / 周辺視野 / コントラスト感度特性 / Foveated Rendering / 視覚画像フィルタ / 色コントラスト / コントラスト / 色知覚 / 画像圧縮 |
研究成果の概要 |
将来のヘッドマウントディスプレイでの広視野没入環境を見据え、周辺視領域で要求される描画品質を見積もるために、周辺視の輝度コントラストの知覚閾値について、従来測定されていた測定範囲よりもより広く、4名の20代の被験者の単眼視野の鼻側、耳側、上側、下側について測定を行った。測定結果からは、従来提案されてきた低偏心度の測定結果にのみ基いたコントラスト感度関数モデルが、高偏心度において実際の測定値よりも閾値を高く見積もる傾向があることを示した。また、周辺視の見えの直感的理解のために、コントラスト感度関数を応用したコントラスト知覚画像を生成する画像フィルタ手法についての提案も行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で計測した周辺視野の輝度コントラスト知覚閾値は、将来のバーチャルリアリティ、リモートコミュニケーションに必要とされる高視野画像の作成、伝送のために要求される画像品質を明らかにするための基礎情報となる。また本研究で提案したコントラスト知覚画像を生成する画像フィルタ手法は、中心視から周辺視へと偏心角により変化するコントラスト感度特性がもたらす視野の見え方の直感的理解に役立つ。
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