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MRIにおける極小部位のリアルタイム撮影を可能にする革新的信号解析法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18H03259
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分61010:知覚情報処理関連
研究機関富山大学

研究代表者

廣林 茂樹  富山大学, 学術研究部工学系, 教授 (40272950)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2018年度: 10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
キーワード信号処理 / MRI / 断層撮影技術
研究成果の概要

本研究では、高精度周波数解析法を用いてMRI信号を正確に解析することにより、従来の1.5T MRIの空間分解能を0.7mmから50μmに向上し微小領域の可視化に関して検証した。
実験では、MRI計測データに対し、MRI画像再構成に一般的に使用されるFFTと補間を用いて高解像化する手法とNHAによる解析を行い、各手法によるMRI画像を比較した。結果から、FFT解析と補間手法によるMRI画像では分解能が不足し、強度値が平滑化され詳細な構造を確認できなかった。一方、NHAでは、計測データを正確に解析することでサイドローブを抑制し、FFTではブロック状だった場所が複数の強度値に分割された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

MRIは、非侵襲的に物体内を可視化できるため幅広く活用されており、MRIで計測した信号は一般的にFFTを用いて画像へ再構成している。このFFTに代わって、NHAを応用することで、設備はそのままで性能を極限まで高め、低磁場でこれまで以上の空間分解能を実現できる可能性を示した。

報告書

(4件)
  • 2021 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実績報告書
  • 2019 実績報告書
  • 2018 実績報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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