研究課題/領域番号 |
18H03279
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61020:ヒューマンインタフェースおよびインタラクション関連
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
竹村 憲太郎 東海大学, 情報理工学部, 教授 (30435440)
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研究分担者 |
松本 吉央 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究チーム長 (00314534)
長松 隆 神戸大学, 海事科学研究科, 准教授 (80314251)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2020年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2019年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2018年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
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キーワード | 視線計測 / 角膜 |
研究成果の概要 |
可視光を用いた視線計測技術の高精度化を目指し,リモート(非接触)型の視線計測装置における角膜イメージングを実現した.具体的には,眼球モデル加えた3次元顔モデルを定義することで,顔追跡結果を利用して眼球の3次元位置・姿勢を正確に求めた.また,ディスプレイから発せられる光が直線偏光されていることを利用して,角膜表面に反射するディスプレイ像を偏光を用いて抽出し,近赤外LEDをディスプレイの四隅に貼り付けることなくCross-Ratio Methodを用いた注視点推定を実現した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
リモート型の視線計測装置は,カメラシステムとして市販されているが,より高精度に注視点を推定するには,近赤外LEDが取り付けられた特殊なディスプレイが必要であった.一方,本研究で実現した手法は,ディスプレイ反射像を歪みなく抽出することや,偏光を用いてディスプレイ反射像の四隅を安定に計測することが可能であり,近赤外LEDをディスプレイに配置する必要がない.これは,一般に普及しているディスプレイをそのまま利用することを可能とし,高度な計測技術の普及に貢献できる成果となっている.
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