研究課題/領域番号 |
18H03342
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62020:ウェブ情報学およびサービス情報学関連
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
波多野 賢治 同志社大学, 文化情報学部, 教授 (80314532)
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研究分担者 |
宮崎 純 東京工業大学, 情報理工学院, 教授 (40293394)
中村 匡秀 神戸大学, システム情報学研究科, 准教授 (30324859)
鈴木 優 岐阜大学, 工学部, 准教授 (40388111)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2021年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | 大規模データアクセス / ソフトウェア開発 / サービス指向 / SQuaRE / サービス指向ソフトウェア |
研究成果の概要 |
本研究では,さまざまなアプリケーションからデータを利活用する際,データの品質に着目し,データアクセス時にその品質を考慮するアプリケーションを開発するためのソフトウェア開発環境(SDE)を提案しようとしたものである. 本研究におけるSDEは,アプリケーションにより異なるデータへのアクセス方法・機能を考慮することができる開発環境を意味する.API群を抽象化し,異なるデータアクセス方法を実現するために,処理効率の高いNoSQLDBと伝統的に用いられているRDBとを協働運用することで,データアクセス時にデータの品質を効率的・効果的に考慮することが可能なSDEを構築することができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
データ利活用の際のデータの品質に関しては,本研究開始の当初は,その議論すら行われていなかった.しかし,昨今の大規模言語モデルの台頭により,品質だけではなくその量にも着目されるようになった.その結果,データの品質を考慮した出力に関しては,出力の正しさが確率的に算出されるようになったが,その出力結果の是非については議論がなされていない. その一方,入出力データ処理に必要であるデータベース技術に関しては,処理効率の高いデータベースと伝統的に用いられている関係データベースとの協働運用は成熟化し,本研究において開発したグラフデータに対する効率的な処理アルゴリズムは,今後,更なる発展を遂げると予想できる.
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