研究課題/領域番号 |
18H03348
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62040:エンタテインメントおよびゲーム情報学関連
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
岩崎 慶 和歌山大学, システム工学部, 准教授 (90379610)
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研究分担者 |
土橋 宜典 北海道大学, 情報科学研究院, 教授 (00295841)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2020年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2019年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2018年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | レンダリング / 誤差推定 / 表面下散乱 / 関与媒質 / 半透明材質 / 多光源 / 多光源レンダリング |
研究成果の概要 |
ものづくりに必要なデザインソフトウェアでは,高速かつ高精度なCG画像生成技術が要求される.高速な画像生成技術は提案されているが,ヒューリスティックな仮定に基づいていることが多く,所望の画質を得るためにはパラメータ調整が必要となり,ユーザにとって多大な負担となる. 本研究は,真値との誤差を精度よく推定し,誤差を制御することで,パラメータ調整を不要とする効率的かつ実用的な画像生成法を提案した.画質に関する2つの直感的なパラメータを指定するだけで,1度のレンダリング(画像生成)で所望の画質を得ることが可能となった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は,許容相対誤差と信頼水準という2つのパラメータを与えたら,真値との誤差を確率的に推定し,許容相対誤差以内となるようにクラスタを自動的に決定する点にある.モンテカルロ法と異なり,誤差を定量的に推定し制御することができるため,ユーザの負担が大幅に軽減され,デザイン編集や映像制作への福音となる.
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