研究課題/領域番号 |
18H03446
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80010:地域研究関連
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
山本 宗立 鹿児島大学, 総合科学域総合研究学系, 准教授 (20528989)
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研究分担者 |
松島 憲一 信州大学, 学術研究院農学系, 准教授 (30359731)
田中 義行 京都大学, 農学研究科, 准教授 (20704480)
小枝 壮太 近畿大学, 農学部, 准教授 (00629066)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2021年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2020年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2019年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 民族植物学 / 栽培植物 / トウガラシ・キダチトウガラシ・ハバネロ類 / 伝播経路 / 食文化 / 薬用 / ミクロネシア / インドネシア / キダチトウガラシ・ロコト類・ハバネロ類 |
研究成果の概要 |
アジア・オセアニアに分布するトウガラシ属植物(特にトウガラシ・キダチトウガラシ・ハバネロ類)の遺伝資源について、さまざまな遺伝学的手法(核ゲノムはSSR、AFLP、RAD-seqなど、葉緑体ゲノムは塩基多型など)を用いて、種内・種間の類縁関係を解明した。また、ミクロネシアおよびインドネシアにおいてトウガラシ属植物の呼称、食文化、薬用、儀礼、禁忌などに関する現地調査を行い、アジア・オセアニアにおける文化資源としてのトウガラシ属植物を民族植物学的手法により明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
栽培植物を遺伝資源・文化資源の両面から詳細に研究した例は少ない。また、これまでの栽培植物の研究は遺伝資源・文化資源ともに原産地やその周辺地域における研究が多く、特に新大陸起源の栽培植物が旧大陸の文化要素にどのように取り込まれているのかという視点で研究した例は非常に少ない。アジア・オセアニアにおいて新大陸起源のトウガラシ属植物を遺伝資源・文化資源の両面から詳細に分析・調査した本研究成果は、地域研究、民族植物学、農学、島嶼学などの発展に大きく寄与する。
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