研究課題/領域番号 |
18H03450
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80010:地域研究関連
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研究機関 | 学習院大学 |
研究代表者 |
末廣 昭 学習院大学, 国際社会科学部, 研究員 (60196681)
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研究分担者 |
宮島 良明 北海学園大学, 経済学部, 教授 (90376632)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
2020年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 重層的な地域協力 / 地域の中国化 / ASEANの連結性 / 日中の経済的競合 / 新型コロナウィルス / 新型コロナウイルス / 地域の連結性 / 一帯一路イニシアティブ / 経済回廊 |
研究成果の概要 |
大陸部東南アジアのカンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム(CLMV)において展開されている重層的な地域協力を、①アジア開発銀行の「大メコン圏開発(GMS)」、②中国の「一帯一路イニシアチブ(BRI)」、③日本の「質の高いインフラ支援」、④タイの「東部経済回廊(EEC)」の4つの動向から検討し、中国、日本、タイの3か国の間にみられる競合と協調のダイナミズムを明らかにした。研究は文献にもとづく共同研究と同時に、ミャンマー=タイ、中国昆明=ベトナムの経済回廊の実地踏査も実施し、知見を深めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大陸部東南アジア(カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)を舞台とする経済協力については、アジア開発銀行(ADB)の「大メコン圏(GMS)開発」が最も有名であるが、GMSの動向を、事業対象国であるCLMVとタイで、中国と日本の間の経済協力をめぐる競合と協調の関係で捉えた研究は皆無である。また、メンバーはタイ語、ミャンマー語、中国語など現地語を理解する地域研究者と、日本の外交政策(国際政治)を専門とする研究者との共同研究であり、この地域で展開されている地域協力の重層的で複雑な経済協力の実態を明らかにした。
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