研究課題/領域番号 |
18H03468
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80040:量子ビーム科学関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
渡辺 賢一 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (30324461)
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研究分担者 |
山崎 淳 名古屋大学, 工学研究科, 助教 (10436537)
柳田 健之 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (20517669)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2020年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2018年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
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キーワード | 中性子 / シンチレータ / 混合粉末 / 透明コンポジット / 中性子シンチレータ / 透明シンチレータ |
研究成果の概要 |
中性子検出を目的としたシンチレータとして、透明コンポジットシンチレータという形態の中性子シンチレータ開発を進めた。透明コンポジットとして、中性子コンバータであるLiF粉末とEu:CaF2シンチレータ粉末を混合して透明樹脂で固めたもの、およびLiガラスシンチレータ粉末を透明樹脂で固めたものが有力な候補となったが、再現性、歩留まりという観点からは、後者に優位性があるという結論に至った。これにより大判中性子シンチレータを実現する見通しを得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、高精細、高効率かつ大面積を有する中性子シンチレータを実現することは困難であった。これを、透明コンポジット、特にLiガラス粉末を透明樹脂で固めたものを用いることで実現できる見通しが得られた。混合樹脂を固めるという製造工程であるため、大判化のみならず、薄膜化、小型化と、比較的自由に形状を制御可能である。中性子イメージングや医療分野における中性子計測等への応用が期待できる。
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