研究課題/領域番号 |
18H03480
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90010:デザイン学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
山本 早里 筑波大学, 芸術系, 教授 (90300029)
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研究分担者 |
伊藤 誠 筑波大学, システム情報系, 教授 (00282343)
亀田 能成 筑波大学, 計算科学研究センター, 教授 (70283637)
矢野 博明 筑波大学, システム情報系, 教授 (80312825)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2020年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2018年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
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キーワード | 環境デザイン / リスク評価 / リスクマネジメント / 力覚フィードバック / アクセシビリティ |
研究成果の概要 |
シェアードスペースは欧州で始まり、歩道・車道の一体化を進め、主に歩行者・車両運転者双方のアイコンタクトによって安全を図ろうとするものである。本研究は、シェアードスペースを日本に適応させるための諸要件を、主に(1)道路環境デザイン (2)リスク提示 (3)運転者への情報フィードバックの3点から明らかにし、(4)リスク評価を行った。研究の結果、日本版シェアードスペースのためのデザインシステムとして路面のデザインが重要であることと、その路面デザインには舗装材料が影響していることを見出した。また、シェアードスペースの安全性に関わる検証のための実験装置の構築をすることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
シェアードスペースを実際に施工するためのデザイン要素を具体的に調査し明らかにした研究は少なく、その学術的意義、社会的意義は高い。また、自動車と歩行者の安全性に関わる検証実験が欠かせないが、現実空間での実験は安全性の面でハードルが高い。そのため、VR空間での実験の方法を構築した点は学術的意義がある。特に歩行者が実空間を自由に移動できる「LargeSpace」空間での実験環境の構築は、シェアードスペースの研究の今後の発展に高く寄与すると考えられる。
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