研究課題/領域番号 |
18H03490
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90010:デザイン学関連
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研究機関 | 金沢工業大学 |
研究代表者 |
土田 義郎 金沢工業大学, 建築学部, 教授 (20227424)
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研究分担者 |
高野 佐代子 金沢工業大学, 情報フロンティア学部, 准教授 (10374117)
上田 麻理 (平栗麻理) 神奈川工科大学, 情報学部, 准教授 (70786409)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
2021年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | 防災放送 / 訓練システム / サイン音 / マップアプリ / 避難 / 緊迫感 / 訓練 / 空間認識 / 無意識 / 注意 / ユニバーサル・デザイン / バリアフリー / アナウンス |
研究成果の概要 |
本研究では、(1)防災放送の訓練システム、(2)環境に調和するサイン音システム(3)音環境評価のための携帯端末を活用したアプリケーションの3つの課題を設定した。(1)では受聴状態を模擬したものを聴取可能なシステムと、自分の音声の音響情報をフィードバックするシステムを実装した。また、効率的な訓練のための方法について明らかにした。(2)では音源からの回折効果を活用したサイン音、不規則な音高と音価を用いたサイン音について提案し、また音階の種類による効果を検討した。(3)ではスマホをもちいて防災放送の有効性を検証することができるアプリを開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
音による情報伝達というのは従来から多く用いられてきた手段である。しかし、それを誰にとっても有効であり、なおかつうるささを感じさせないということはトレードオフとなるものである。両立するのは実現が難しいことであった。これからの社会はSDGsの概念が示すように、だれも取り残さない社会を実現することである。一面的な価値ではなく、多面的に評価したときに総合的に多くの人間の命を救ったり、快適性を向上させたりできる可能性を広げることが、本課題によって示すことができた。
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